帰省旅行

 夏休み入ったし、なんとなく青春18きっぷを買って鈍行で京都から札幌までゆっくり帰省を決意。東京に父さんの家があるのも色々丁度良さそうだし、面倒くさかったら途中でやめるくらいのつもりで計画。

1日目

京都→名古屋

 正午くらいに京都の家を出て、15時くらいに名古屋着。今まで北海道・東京近郊・関西以外は通ったことくらいしかなかったから、名古屋はどんなもんなのかとワクワクしてた。

 夕方から夜にかけてカードショップを回って、193が何店舗もあるのを初めて知ったり、nextproでPCパラの偽物を見せてもらえたのは中々良い体験だったり。上手い偽物だったら騙されちゃいそうだなあなんて。

途中で合流しためるにゃんとご飯。東北行く時泊めてもらえたりしないかなあと考えてたんだけど、まさか名古屋で直接会って頼めるとは。

(すーさんが教えてくれた)(おいしかった)

 宿をどうするか、風呂も入りたい。健康ランドみたいなところに泊まりたかったけど見つからず、結局温泉入って移動して近くのネカフェに泊まることに。ということで名古屋駅から4km徒歩。普段なら足の痛みも感じない距離だけど、日中ずっと移動してたからか少ししんどかった。でも「せっかく知らない土地に来たんだから、絶対そこら辺歩き回りたい!」という気持ちが勝った。

 率直に言えば、「名古屋って東京は勿論大阪より全然縮こまった都市だろう」なんて勝手に思っていたんだけど、そこまででも無かったみたい。って大阪も梅田と日本橋以外ろくに行ったこともないし、結局大した比較はできないけど。なんてことを、散歩しながらぼんやり考えたり。駅から結構歩いたのにまだ道路も明るいし、人も出歩いてるし(祭りをやってたみたいだからそれもあったのかもだけど)。かといって人混みが苦しいかと言えばそこまでではなく、生活しやすそうだな~と。

 温泉入ってネカフェ入って就寝。色々心配になるネカフェだったけど、部屋に鍵あったから少し安心。でもあんま眠れなかった。

2日目

名古屋→東京

 午前中の内に、兼ねてから行きたかった名古屋城に。

 でかい

 歴史的背景とかそんな興味ない(中の展示とか10分したら忘れる)けど、カッコいいものはカッコいい。名古屋城の持ち主が誰かも忘れたけど、内装はともかく外見は最高にカッコいいように作ったんだろしな~とか、俺もこれカッコいいと思うわ~みたいなことを思って、矢場とん食べて名古屋出た。

 味噌カツなんて別にどっかで食ったしな~って思ってたけど、すごい美味しかった

 途中、商店街を少し歩いたけど、ペットを連れて歩いてるのを結構な数見かけてちょっとビックリ。東京も多分大阪も中心街じゃあんまり見ないし。俺くらいの活動力?じゃ東京大阪よりも少し落ち着いたというか、住みかを選ぶのにペットを飼いやすいなんてことは良い指標なのかな~とかぼんやり。

 東京方面に移動。昔18きっぷで京都→東京を何回かしてもう懲りてたけど、久しぶりにその辛さを思い出した。

(余談:電車のシートの名前を調べるためにウィキペディア見たけど、詳しすぎてキモッって言っちゃった)

 左がクロスシートで右がロングシートって言うらしい

 関東の人の多さでロングシート3時間は息苦しくてキツかった~・・・。今考えるとこの移動が一番キツかったかも。家から持ってきた伊坂幸太郎の「死神の精度」読んでた。

 いち早く高田馬場の父さんの家まで行きたかったけど、ラーメン(杉田屋)に誘われたのでホイホイ着いてってラーメン食べて、んで父さんの家で就寝。

3日目

東京

 秋葉でカード買って豚カツ食べた

 みずきさんち泊まった おわり

4日目

東京

 早く起きたらパッと仙台行きたかったけど、昼まで寝てたから池袋ぶら~っとして終わり

 ムウマ買ったら1/251ランダムステッカーでムウマついてきてビックリした(よかったね)

 サイゼリヤ行って帰って寝た

5日目

東京→仙台

 本当は早めに出てカードショップ巡りまで済ませときたかったけど、昼まで寝てたから移動して終わり

 結構な距離電車乗ったけど、クロスシートなのと客少ないせいで結構快適だった。東京で買った伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」読んでた。読み終わらなかった。

 田んぼしかない

 ホームに電車ついても開閉ボタン押さなきゃドア開かないの結構ビックリした。結局最後まで慣れなかった。

 めるにゃんち泊まった

6日目

仙台

 早く起きられれば松島・仙台城とかできればカードショップも見て青森まで行けた気がするけど、昼まで寝る+あいにくの雨~。それでも仙台城もうすぐってところまで歩いたけど、かなり降りだしてきてたので近くの国際センターとやらに雨宿り。ご飯食べて案内所でちょっと話聞いて、雨も止んだので仙台城に(国際センターの人みんな親切な人だったなあ)。ちなみに正確には仙台城"跡"で、城があったことと資料と像があったくらい。景色は良かったけど、ちょっと見てまあこんなもんか~と中心街に下りて、ぶらっと散歩。荷物は置いてきたから身軽だったけど、ちょっと歩いただけで結構疲れた。もう大分移動したな。別に実家帰る理由も特段なかったんだけど、なんだか実家近づくにつれて早く帰りたいな~なんて。

(上手に撮れなかったけど料理来てるのに何度もパシャパシャするのもアレなので)

 牛タンめちゃめちゃ美味しかった。

7日目

仙台→青森→函館

 5日ぶりに午前の内に起きれたので、遊覧船の予約をして松島に。

 遊覧船どころか海だって何度も来てないくらいで、潮風が気持ちいいみたいな感覚をかなり久しぶりに味わった。

 遊覧船の海路後半には抑え込んでた「多数の島って言うけどほとんどが島ってよりただの岩じゃん」とか「海と岩ばっかだしもういいや」な気持ちがぽつぽつ湧いてきたけど、そうこうしてるうちに陸に。青森までのアクセスは絶望的で、14時過ぎには出なきゃいけなかったけど、少し時間があったので軽く絶景スポット回った。

 荷物持って坂登るのゲロ疲れて景色楽しむ余裕なかった

 まだ夕方にもなってない時間だけど青森へ。夜まで時間あったとして他見るところあるかってとこだし丁度よかったくらいかも。

電車長かったけど外眺めて本読んでたらそんな辛くなかったような、最後の方は流石にちょっと疲れたような。「ゴールデンスランバー」も読み終わったし、映画は昔一回見たけど、もう一回見ようかな。

 タクシー継いでフェリーターミナル。運転手何言ってるか3割くらいしか分からなかった。

 フェリーってもっと無茶苦茶に揺れて初心者は全員船酔いみたいなイメージがあったんだけど、大分快適だった。ロッカー無いから荷物怖い気はちょっとしたけど・・・。

 2時間くらいしか寝れなかったけど、無事函館に。

8日目

函館→札幌(手)

 深夜4:00ちょい前に函館ターミナル着いてしばし思考。周り見ると待合室で寝てる人もいるし、バスは勿論無く、駅まではまあまあ距離が・・・。荷物もあるし、あんま寝れてないし・・・。

・・・うーん、歩こう!と、深夜4時に決意。

 函館駅まで誰もいない海沿いの歩道を散歩。こういうの、一人旅じゃなかったらできなかったかもなあなんて。ちょっと上がったところから夜の海を見れて、「もうなんかこれ見れたし色々クリア(?)でいいのでは・・・」なんて変なこと思ったりもしたけど、ひとまず函館駅へ。流石に重い荷物はロッカーに預けなきゃと朝5:00まで駅開くのを待って、そうしてる間に外は明るくなってきたけど、上からの景色見たい!と函館山へ。

 ボロボロの靴が更にボロボロになったけど、無事に登頂。靴どっかで買い換えればよかった。

 数時間前はいい加減疲れたしそろそろ実家帰りたいだとか、函館はちょっと田舎だなあ・・・なんて考えてたけど、ずっとこの景色を見たいなあなんて。良い旅行だったなあ。

 下りて近くの温泉入って、少し休んで。五稜郭とかもうちょい名所は一応あるけど、函館山最高だったしこれで終わりでいいなあと。帰りたいし、やっぱちょっと疲れたし。

 と言いつつ一応カードショップ漁って、14:20函館発を乗り継いで23:38手稲着。大変だ。

 楽しかった。一人旅と言いながら各地で誰かに会ってたけど、仙台~函館~札幌あたりは寂しい瞬間が数瞬。でも一人旅じゃないとできないこともいっぱいあったし、楽しかったなあ、またやりたいなあ。

おわり