ゲートボール"風"ヒーローミラーキット

1.趣旨・発端

(読み飛ばしてもいいです)

 11年3月制限ゲートボールをしていて、六武vsデブリジャンドのような派手なTier1対決よりかは、墓地BFvsHEROやHEROミラーなどの、1:1交換を大事にしたり罠の踏みあいをしたりする対決の方が人気があるな、とふと思いました。

 そこで、選考会時期当時HEROミラーというのはおそらくあまり起こらなかったと思いますが、当時十分あり得たような55枚から好きな40枚を選んで、サイド後を想定したミラーをやってみるのは面白いのではないかと思いレシピの作成に至りました。

 ということでこのキットはあくまで「ミラーサイド後を想定したゲートボール"風"キット」です。繰り返しますが実際にはミラーが起こるのは稀だったと思いますし、「そんな55枚組んでたやつはいない」と言われたら閉口してしまいますが、あくまで"風"キットとして、なかなか楽しいものができたかと思います。

また、旋風ミラーキットなどの、「実際には他のデッキもいたはずなのに初めから相手も旋風と決めて行動できる」ミラー対決があまり好きではなかったので、ならば相手がわかっているサイド後を想定して55枚を決めよう、と思ったのもあります。

2.デッキレシピ

 概ね、当時のHEROに入っていてもそこまで違和感の無い55枚なのではないでしょうか。スノーマン2やサイドラ2は少々違和感ある気もしなくもないですが、"風"キットなのでご勘弁。

 ルールは当時のマスタールール2(先行ドローあり)をオススメします。サイド後ということを考えると、先行後攻決めてから(選択権ある方を決めてから)構築するのでもいいかなと。お好みで。

3.各カード紹介

(読み飛ばしてもいいです)

 各HEROや汎用魔法罠の紹介は割愛します。

オネスト

 テンポを取りやすかったり、壁にする選択肢が生まれるのは良いカードですが、絶対にカードアドを取れないことや、ヒーロー・ブラストに容易に0:1交換を許してしまう、またその助けになってしまうのが欠点です。

サイバー・ドラゴン

 1900打点を越えやすいのは良いですが、腐る時や強謙と被ってちょっと辛い時も少々あります。個人的には高評価。

・スノーマンイーター

 言わずもがな、壁としてかなり優秀なのが高評価。しかし、超融合をケアしづらくなるなどのことから、使ってみると意外と使いづらいことが分かります。

・ライオウ

 1900打点、少ないリソースのかさまし、効果も優秀となかなか良いカードなのですが、ヒーロー・ブラストの存在や自分もサーチカードを使えなくなるなど、欠点も目立ちます。

冥府の使者ゴーズ

 決まれば強いです。存在するだけでプレイに影響が出るカードは好きです。

・異次元の女戦士

 増援の選択肢として必須。

・D.D.クロウ

 お互い数少ないリソースを簡単に削れることからなかなかのカード。ただ合わせられないと腐るため手放しに強いとも言えない。

 いるのか、と思う方もいるでしょうが、これが意外と侮れません。1枚入れるだけでプランを変更できる面白いカード。

・超融合

 この存在だけでプレイが大きく変化する、 このキットが面白いだろうと思ったきっかけの一つ。

・王宮の弾圧

 ミラーなら恐らく抜いて大丈夫なカードなのですが、この環境でメインデッキを組むなら入る気がするので、一応入れています。抜いてもいいと思います。

・神の警告

 使ったら分かるんですけど意外と弱いんで、別のカードに変えてもいいと思います。

4.プレイング

 色々書いてもいいんですがそこはみなさんにやってもらいたい(やる人いるのか・・・?)ので割愛。

 ゴーズケアや幽閉がキツいときは敢えて殴らないなどのプレイが平気で行われるのが好きです。

5.カスタマイズ案

 前述しましたが警告や弾圧はほとんど入れないので、このミラーを楽しくするためだけなら入れなくてもいいかもしれないです。

 他のカード案としてはサイファー・スカウターや魔導戦士 ブレイカーなどでしょうか。スノーマンやサイドラも当時2入れていたかと言うと怪しいので再現を意識するなら抜いてもいいかもしれないです。お好みで。

(カスタマイズ後ですが)こんな感じです。